昨今は、カーボンニュートラル対応のために、企業全体のCO2排出量の算定および削減が求められてきています。また、企業全体のCO2排出量を削減するためには、より製造現場に削減活動を落とし込んだ設備別・ライン別のCO2排出量の算定および可視化が求められます。
こちらは、設備別・ライン別にCO2排出量を可視化することを可能にする無線機を使用したIoTです。
このようなお困りごとはございませんか?
- ✅ 企業全体のCO2排出量に加えて、設備ごとラインごとの電力量を可視化したい
- ✅ 親会社や取引先からCO2排出量の開示を求められている…
- ✅ ムダを把握し、使用電力を抑えたい…
- ✅ 過去に、IoTの導入を検討したが、導入費用が高かった…
- ✅ 小さく、1か所ごとに、スモールスタートでIoTを進めたい…!
お悩みに対して最適な脱炭素手法
電力可視化IoTでは、「LoRa無線機」を使用することにより、後からの配線が難しい場所でも、配線工事なしで設備別・ライン別電力量の可視化が可能です。
電力可視化により、現場でのCO2排出量の算定やCO2削減活動に繋げていくことができます。
施工イメージ
電力可視化IoTの特徴
システムがローカルで完結するため、必要な費用は機器代のみです
クラウドを利用しないため、セキュリティ対策でクラウドが使用できない工場でも導入でき、月額クラウド利用料や通信費もかからないため、ランニングコストが抑えられます。
配線工事不要ですぐに電力量可視化IoTができる
無線対応のため配線工事不要ですぐにIoT化できます。
また、通信に問題がある場合でも、中継器を設置することで、対応可能です。
わずか30万円で電力量を可視化できます
親機と子機を1セットとし、30万円ほどから導入可能です。測定点を増やしたい場合は、子機1台あたり6万円前後で導入可能なため、初期投資が大きくかかりません。
電力可視化IoTの事例
親会社から、カーボンニュートラル対策として、各生産ラインの使用電力量を把握するように指示を受けました。
各生産ラインの消費電力量の把握のためには、各分電盤を巡回し、電力量を記録する必要がありました。しかし、通常業務で忙しく、人手を割けない状況でした。
LoRa無線機と電力量変換機を活用してIoT化することで、生産ラインごとの電力量の可視化・自動収集を実現できました。
エクスポートした電力量の測定結果のCSVデータを基に、CO2排出量換算機能でCO2排出量を算定し、親会社への報告書も容易に作成することができるようになりました。