否定語やマイナス言葉については、私自身が癖となっていた。現在も意識しなければ出てしまうことがある。立場が上がれば上がるほど、会社の中での影響力は大きくなるし、大きくしていかなければ役職放棄となる。部下後輩に対して、伝えたいことは肯定語で伝えていく。伝えたいことを相手に最大限伝えることのできる人間になる。以前いた社員は、否定語やマイナス言葉が多かったように思う。それは、愚痴や妬みといった低俗な話も含めてのことだ。マイナス言葉をよく使っていた社員は全員、自信のない人間だった。自信のない人間は、卑屈になり成長を止める。「自信のない人間＝成長を止めた人間」なのではないか。吉岡興業は成長を続ける会社であり、成長を続ける社員の集合体だ。私が否定語を使ってしまったとき、部下後輩に私が伝えたいことは伝わっていないと反省している。その場で何も考えずに言葉を出すのではなく、頭で整理整頓してから伝える。私の言動で、部下後輩を成長させることのできる役職者を目指していく。