B社様から、「今、自動機で使うフィルムで２０kg巻きのロールを人が持ち上げていて作業者に負担がかかって困ってるんだ。女性が当番の時は、２人で行っていて人手もいるし･･･。何かいいやり方ないかなぁ」と相談を受けました。そこでB社様に、「この部分にエアーバランサーを導入すると、女性でも簡単に持ち上げる事が出来ますし、作業者の負担も大幅に軽減出来ますよ」と提案しました。するとB社様から、「でも、スペースがないんだ。しかも、ロールだからクランプしたらフィルムが潰れてしまうしなぁ」とのご返答。「据付型のバランサーなら、このぐらいのスペースがあれば十分です。クランプ方法は内径の穴を使って差込型の治具を製作すれば大丈夫です」と再提案したところ、「なるほど！」とB社様の目の色が変わりました。更に、「例えば、今２０kg巻きのワークですが、これを５０kg巻きしてみてはどうでしょう。段取り換えの手間も倍以上減らせますし、作業効率がグンとあがりますよ」と提案しました。すると、「確かにそうだな。間違いなく作業効率があがるな」とご納得して頂き、トントン拍子のうちに購入して頂きました。B社様からも、「段取り換えの時間も少なくなったし、作業者も女性１人で出来るようになったよ。ありがとう」とお喜びの声を頂けました。