B社様から、「10年以上前のエアシリンダ設計の装置があるんだけど、トラブルも多いし処理速度が遅いんだ。もっと早く振り分けしたいんだけど、何か良い方法はないかな？」と相談を受けました。そこでB社様に、「エアシリンダを電動シリンダに変え、ひとつずつ払い出しをしている部分を２つ縦に並べて払い出しすれば、計算上１時間に４個生産性が上がりますよ」と提案致しました。するとB社様から、「理屈は分かるんだけど、蒸気がかなり出てるから電動シリンダは使えないんだよ。だから、エアーでないと駄目なんだ」とのご返答。「だったらエアシリンダを使ってやってみましょう。構造とセンサーのタイミングを変えるだけで、必ず４個生産能力が上がります」と再提案したところ、「本当に出来るの？」とB社様は驚かれましたが、その後納得して頂き、受注となりました。B社様からは、「チョコ停も減ったし、生産性も約束通り上がって助かったよ」とお喜びの声を頂きました。