お客様から、「カラーラインの排気装置を改善したい」とのご相談をいただきました。早速パートナーと同行し現地調査をいたしました。排気管理区分が3箇所あり、現状、プッシュプル方式で押し出しの風と吸い込みで排気を管理されていましたがうまく機能しておらず、有機溶剤の臭気が充満していたので、局所排気で提案させていただくことにしました。
パートナーの工事部隊と再度現地調査を行い、風が逃げないようにビニールカーテンで間仕切りし、ダクトを改造してスパイラルダクトで局所排気するご提案をしたところ、間仕切りはやめてほしいとのお客様からの意見があり、スイングアームのみで局所排気する仕様に決定いたしました。お客様から、「現場の作業効率が悪くならないか心配なので、詳細図面をもらえないか」とのご依頼がありましたが、「詳細図面を提出するには、正式発注か別途費用が必要です」とご説明し、現場作業者様と詳細打ち合わせを重ねさせていただくことで了承を得ました。現場作業者様から、ダクトを通して良いところと通して欲しくないところを詳しくお聞きし見積もりを提出。見積り提出後も現場作業者様に数度確認の打ち合わせを行わせていただき、無事受注に至りました。お客様からは、「思った通りの環境改善が出来たよ。ありがとう」とのお褒めの言葉をいただくことが出来ました。