生技のミカタニュース

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設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
727.トランス下に取り付けるだけで、最低5%の省エネ実現!

世界的化学薬品メーカーA社や世界的自動車部品メーカーB 社で採用されている省エネ提案を、C社様に行いました。提案内容は、『キュービクルのトランス下に、導線に電気が流れる際に生じる送電ロスを軽減する省エネ装置を取り付けて、電気伝導度を改善し、低次の高調波等のノイズを軽減し、 C社様の省エネや低炭素化に貢献したい』というものでした。お客様には、「あまりにも簡単な省エネすぎて、ほんとかなぁって疑っちゃうな。でもほんとだったら凄い! デモする価値は充分あるな」と興味を持っていただきました。「デモ機はございません。新品をレンタルで設置することは可能です。早くて半年で効果があらわれます」とお伝えすると、「設置するには本社に確認をとって、工場長にも許可をもらわないといけないな」とのこと。資料をととのえ提出後、一ヶ月で許可をいただくことが出来ました。過去一年ぶんの電力使用量やキュービクルの点検報告書(月次)、単線結線図等の資料をいただき、どのポイントにどの容量の省エネ装置を取り付けるのがベストかを協議し、最適な装置を選定いたしました。この省エネ装置を取り付けることが初めてのC社様には、この装置が、2018年には「電力改善装置」として特許を取っていることや、レンタル以外にもリース販売していること、レンタル後そのまま購入のケースが一番多いこと、国内での実績について丁寧にご説明いたしました。レンタルで省エネ装置を設置後、ちょうど半年経った頃、5% 以上の省エネ効果があらわれはじめました。「きみたちが約束してくれた最低5% の効果はクリア出来たね! あとはどれくらいまで効果が伸びるかだ」と、お客様からは期待のお言葉をいただいております。



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