生技のミカタニュース

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設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
725.外塀の撤去・更新ならお任せください!

※作業イメージ。

先日A社様に、「工場東側の遊休地を市が住宅地として売り出すということで、市から工場東側の外塀を撤去・更新するように言われてるんだ。一度うちの外塀を見てくれないかな」と声を掛けていただきました。建設系パートナーと現地調査にお伺いする直前、A社様から連絡があり、工場東側の外塀の撤去・更新は市がしてくれることになったとのこと。東側の調査は取り止め、良い機会だから一度西側の外塀を調査してみようということになりました。すると、西側の外塀はすでに崩れかけており、東側よりこちらの方が緊急性があることが分かりました。A社様から、「灯台もと暗しで、普段工場まわりを歩かないから見落としていたよ。すぐに取り掛かりたいから急ぎで見積りしてくれないかな」とご依頼いただき、崩れそうな箇所をピンポイントで撤去・更新しようということになりました。撤去・更新工事の工程は、解体中にブロック塀が倒れないよう倒れ止めを行い、それから一段ずつ解体し、解体後は基礎コンクリートにダイヤモンドカッターでボーリングを行い、つくった隙間に目隠しフェンスのポールを設置するという段取りになりました。見積りを提出したところ、競合より高かったため一時は失注しかけましたが、競合の対応が少しいい加減だったため、再度チャンスをいただけることになりました。目隠しフェンスの素材にもご納得いただき、工事中に発生するヒュームについても対策し、いざ撤去工事に取り掛かろうとしていたところ、一部だけやり替えるのでは見映えが悪くなるので西側全体の外塀をやり替える見積りを出すように言われました。そうこうしているうちにも台風などの影響で西側の外塀の劣化がさらに進み崩れ出していたため、結局、緊急を要する箇所のみ施工してしまおうということになりました。地下に配管が通っていたので、細心の注意を払って外塀の撤去・更新工事を行い、A社様からは、「先日の台風のときの屋根・壁の補修に続いて、今回も完璧な施工だったね。二転三転したけれど、きみに任せて大正解だったよ。値段は他社より高かったけれど、今までの実績を考えてきみのとこを選んだんだ。残りの外塀の見積リも頼むね」とお褒めの言葉をいただきました。



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