生技のミカタニュース

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設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
350.今はもうないメーカーのプレス機でも、修理出来ます!

A社様から、「プレス機の修理って出来る?特定自主検査をしてくれる業者は近場にあるんだけど、修理してくれる業者は遠方にしかないんだよ。忙しいみたいで2ヶ月後にしか修理に来れないって言われて困ってるんだ」とのご相談をいただきました。「お任せください。すぐに修理させていただきますよ。たしかにプレス機は、特定自主検査をする業者はいくらでもありますが、修理メンテナンス出来る業者となると限られています」とお答えし、続けて「プレス機の修理にはノウハウが必要で、持ち帰って修理する場合、運び出す際や搬入の際に重量屋に的確な指示を出せなければなりませんし、現地でばらす場合も、磨耗したパーツの材質を吟味して、修正加工するのか新たに製作するのか的確に判断出来なければ、ひとつひとつのパーツの手配に時間がかかってしまいます」とご説明いたしました。「海外製の古いプレス機なんだけれど大丈夫?」とのご質問に対しては、「もちろん大丈夫です。古かろうと海外製であろうと、今はもうないメーカーのプレス機であろうと、修理出来ます。制御盤の製作や回路のシーケンス化、操作盤のタッチパネル化にも対応出来ますよ。安全対策でお困りでしたら、ライトカーテンの設置もさせていただきます」と回答いたしました。
早速、プレス機修理メンテナンスパートナーと現地調査に赴くと、今回のそれは60年物のプレス機でした。油漏れについてはパッキンの交換と増し締めで対応し、制御盤については更新した方が良いとお伝えし見積りを提出。特命で受注させていただきました。A社様からは、「助かったよ。古い機械なんで、今後、操作盤もタッチパネル化していきたいな。予算取りするから見積りしてくれるかな」と、次に繋がるご相談までいただくことが出来ました。



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