生技のミカタニュース

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設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
329.冷却水循環ポンプの定期メンテナンス工事ならお任せください!

引き上げ作業。

こちらは、製造工場の冷却水循環ポンプの定期メンテナンス工事の実績です。
その製造工場様では、常時3台の冷却水循環ポンプが稼働中で、予備としてプラス1台のポンプをお持ちです。この予備ポンプを回して、2年に一度、一台ずつローテーションで定期メンテナンス工事をさせていただいています。一台で1.5トンある大型ポンプなので、部品の納期だけでも半年かかるため、このメンテナンス工事は計画的に行わなければなりません。重機で取り外して引取後、メンテナンスを終えて再び設置するのにも約2週間がかかります。
引取後、チェーンブロックで吊りながら固着したパーツをバラすのに約2日、錆などで腐食した箇所をケレン作業で磨くのに約3日、それから部品を交換して組み立てるのに約1週間がかかります。なかでも組み立て作業は、ポンプが大きすぎて治具がないので、人力で軸を回しながらボルトの締付微調整を行うため、もっとも時間の取られる作業となります。
メンテナンス完了後、再び設置する際、非常に厄介なのが、芯出し作業です。大型特殊カップリングなので、大型のバールを使って、3人掛かりで芯出し調整するのに、ほぼ丸1日がかかります。2年に一度の定期メンテナンス工事ですが、そのたびにお客様からは、「いつも工程通りに進めてくれてありがとう」と、工程管理能力を褒めていただいています。

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