先日、B社様から、「事務所の天井の雨漏りをなんとかしたいんだ。すぐにでも雨漏りを止めたいんだ」とご相談をいただきました。雨漏り補修ﾊﾟｰﾄﾅｰと同行し現場確認を行いました。「屋上に本格的な防水処理を施すとなると、屋上には大型ﾀﾝｸや設備があるので、大型ﾀﾝｸや設備をいったんどけて、かなり大掛かりな工事になります」と報告したところ、「そうか。困ったもんだなあ」とB社様。そこで、「雨漏りがひどい箇所にだけ緊急対策工事を施して、今後ほかの箇所でひどい雨漏りが発生した場合、その都度補修していくというのはどうでしょう」とご提案すると、「じゃあ、その構想について聞かせてくれないかな」とのご返答。「まず緊急対策として、すでにお困りの雨漏りがひどい箇所には受け皿を設け、雨水をﾎｰｽで逃がします。それから、ひどいとまではいかないものの現在雨漏りしている箇所や今後雨漏りしそうな箇所の天井部分のﾊﾟﾈﾙを改造して点検口を設け、目で確認出来る環境をつくります」とご説明すると、「なるほど。それだと天井に雨水がにじんできたとき、点検口から覗けば雨漏りしている箇所が特定出来るし、そのとき、受け皿で対応するか本格的な防水処理工事に踏み切るか決めればいいな」とご納得いただけました。緊急対策工事ではありましたが、施工後B社様からは、「雨漏りがひどかった箇所から雨水が垂れて来なくなったし、天井に点検口を設けてくれたから、雨漏りしている箇所も目視出来るようになって、今後雨漏りしてもすぐ雨漏り対策が立てられるようになったよ。ありがとう」とご評価の言葉をいただけました。