マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2015年4月

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知性があるひとは、将来に渡って、仕事を楽しめる。
だが、知性がないひとは、入社1、2年のあいだでしか、仕事を楽しめない。
これはどの業種にでも当てはまる事実だ。

知性とは、地頭がいいことでも、勉強が出来ることでも、物知りであることでもない。
知性があるひとは、日々初めて遭遇する『?』を、素通りしたり丸投げしたりせずに、自分で調べ確認し、新しい知識として蓄えてゆけるひとのことだ。
逆に、知性がないひととは、初めて遭遇する『?』を素通りし丸投げし、新しい知識を蓄えることがないひとのことだ。

知性がないひとでも仕事に慣れないうちは、仕事に必要な最低ラインの知識を先輩に叩き込んでもらって、一見成長したような気になれる。
私たちの会社のように、新人でも大手ユーザーの深堀り、横展開、または新規開拓ができる武器づくりをしている会社であれば、なおさら一見成長したような気になれる。
しかし、入社1、2年して、先輩に叩き込まれる期間を過ぎてしまうと、自ら動いてゆかないことには成長は実感できない。
先輩に叩き込まれていたときのような受け身のままでは、新しい知識を蓄えることはできないのだ。

知性があるひとは、日々初めて遭遇する『?』に知的興奮を感じ、自分で調べ確認し、新しい知識を蓄えてゆく。
ひとは誰しも自分の成長が楽しい。
知性があるひとには、初めて遭遇する『?』が、日々仕事に新鮮さを与えてくれる。
知性があるひとには、日々新しい知識が蓄えられ、時にそれが仕事に活かされ、お客様や仲間に喜ばれる。そして自らの成長が実感できる。
だから、知性があるひとは、仕事が毎日最高に楽しい。

繰り返す。
知性があるひとは、将来に渡って、仕事を楽しめる。
だが、知性がないひとは、入社1、2年のあいだでしか、仕事を楽しめない。
これはどの業種にも当てはまる事実だ。