だれもが＜風通しの良い職場＞を目指している。

風通しが良い、とは例えば＜なんでも相談しあえる職場＞のことだ。

＜なんでも相談しあえる職場＞、とはみんなが非現実的なプライドを捨てた職場のことだ。

私たちはひとりで生きてゆけないから会社で働いている。

しかしながら、この現実に感情が追いついていないひとがたまにいる。

非現実的なプライドを捨て切れないひとがたまにいる。

ひとりで生きてゆけないから会社で働いているのにだ。

この現実を受け入れないまま会社で働いていたら、つまり非現実的なプライドを捨て切れずに会社で働いていたら、そのひとはかならずつぶれる。

話を戻そう。

＜なんでも相談しあえる職場＞、とはみんなが非現実的なプライドを捨てた職場のことだ。

みんなが問題のまだちいさなうちに＜おい、助けてくれよ、教えてくれよ＞と発信してゆく。

それが＜なんでも相談しあえる職場＞、それが＜風通しの良い職場＞だ。

ひとりで生きてゆけないから会社で働いているという現実を受け入れ、非現実的なプライドを捨て、問題のまだちいさなうちに＜おい、助けてくれよ、教えてくれよ＞と発信してゆこう。

ひとりひとりが＜おい、助けてくれよ、教えてくれよ＞と発信してゆくことで、私たちは＜風通しの良い職場＞を築いてゆくのだ。