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上席者には、決断して欲しい。
上席者には、価値観を発信して欲しい。
上席者にこれを一番求めているのは、会社ではなく、部下たちだ。
何をしたら上司が喜ぶのか、何をしたら上司が残念がるのか、それが分からないまま仕事を進めてゆくのは不安なことだ。
価値観を発信できない上司の部下は、当たり前の話だが、上司の価値観を知る機会がない。
上司の価値観を知らずして、部下は確信を持って仕事をすることなど出来ない。
上席者が、自ら考え、決断し、部下に価値観を発信してゆくことで組織は機能してゆくのだ。
価値観を発信できない上席者たちには口癖がある。
その口癖とは、ここでは具体的には書かないが、いわゆる自らの考えを曖昧にさせる類いのものだ。
そのひとたちは自らの口癖を出力することで、<決断できない自分になる>という練習をしてしまっている。
<決断できない自分になる>ということを上達させてしまっている。
だから上席者たるものは、自らの考えを曖昧にするような口癖は、ただちに止めるべきだ。
繰り返す。
上席者には、決断して欲しい。
上席者には、価値観を発信して欲しい。
上席者にこれを一番求めているのは、会社ではなく、部下たちだ。