【兵庫設備メンテナンス】メンテナンスを計画的に行う方法とは?
【兵庫】設備メンテナンスにおける問題点とは?メンテナンス計画についても解説
設備メンテナンスでは、安定かつ安全に設備や機器を稼働させるために、設備保全を実施しなければなりません。しかし、ただ設備保全を行うだけでは問題が多いのも事実です。こちらでは、設備保全における問題点と解決策、メンテナンス計画について解説します。
設備メンテナンスの問題点と解決策
工場で製品を生産している際に、機械が一定時間停止するといったトラブルは決して珍しいことではありません。このような些末なトラブルは設備保全に力を入れることで回避できる場合も多いです。
しかし、様々な理由から十分な設備保全を実施できない企業も少なくありません。こちらでは、設備保全でよく見られる問題点と解決策を解説します。
問題点
・人員が不足している
設備保全に努めようと思っても、人的リソースの不足から実現できないことがあります。特に従業員が少ない中小企業では、業務を遂行させるのに手いっぱいで、設備保全の担当者を決めるまでに至らないというケースも見られます。
・時間が足りない
時間不足は人員不足とも関係しています。目先の生産目標に追われてしまい、設備保全の時間が捻出できないというケースがあります。生産性を向上させることが大切であるにもかかわらず、その対策を立てるために時間を割くゆとりがないため、悪循環に陥ってしまうのです。
・ノウハウが不足している
設備保全を強化するためには、ある程度のノウハウと知識が必要です。従業員をセミナーに派遣するなどして、設備保全に関する知識を勉強させるのが理想的なのですが、人員不足や時間不足が原因で実施できていない企業も少なくありません。
解決策
・プロに解決を依頼する
設備保全の強化を実現したいという場合には、プロに解決を依頼するのが一番です。プロに依頼するとなると費用はかかりますが、効率よく設備保全が実施できます。
・社員を教育してノウハウを身につけさせる
社員に専門の教育を受けさせてノウハウを蓄積する方法もあります。自社独自のノウハウを構築できるというメリットがあるのですが、時間とお金がかかることは覚悟しなければなりません。また、お金をかけて教育した社員が途中で退職してしまうというリスクもあります。
日々のメンテナンスを計画的に行うには
生産効率を上げるためには、日々のメンテナンスが何よりも大切です。ただし闇雲に行うのではなく、きちんとメンテナンス計画を立てることが重要です。どのように計画を立てたらよいのかを具体的に解説します。
設備メーカーのメンテナンスシートを活用する
設備メーカーでは、メンテナンスシートや冊子を配布しています。シートには各部品の清掃方法や、どれくらいの頻度で交換したらよいかなどが記載されているので、このメンテナンスシートを基本にして計画を立てて行くのが最も効率的です。
定期・予防・事後メンテナンスの配分を決める
メンテナンスの種類は「定期メンテナンス」「予防メンテナンス」「事後メンテナンス」の3つです。
定期メンテナンスでは、壊れやすいとわかっている部分を重点的にチェックします。予防メンテナンスでは問題無く稼働しているが、故障や劣化の兆候が見られている箇所がある場合に保全を行います。放置してしまうと重篤なトラブルに繋がるためです。このような兆候の見極めは、知識や経験を持つ熟練作業者が担当するのがよいでしょう。それでも故障やトラブルが起こってしまった際に、事後メンテナンスを実施します。
メンテナンスマニュアルの作成
メンテナンスの作業内容とスケジュールが決まったら、メンテナンスマニュアルを作成します。マニュアルがあれば、作業者全員がメンテナンスを実施できるからです。マニュアルの内容を変更した場合は、その履歴なども残しておきましょう。マニュアルの見直しが必要になった際に参照できます。
メンテナンスの時期を決めておく
メンテナンスの時期はしっかりと決め、必ず実施する仕組みを構築しなければなりません。各部品の交換すべき頻度などを遵守しないと、設備故障の原因ともなり得るからです。「時間の空いているとき」に実施するだけでは、予防効果が下がってしまいます。
プレス機(油圧機械)や工作機械のメンテナンス・修理はご相談ください
諸設備を常にベストコンディションに保つためには、設備保全に力を入れなければなりません。さらに、メンテナンスの計画をきちんと立て、マニュアル通りに実行することも重要です。しかし人的リソースが不足している場合は、社内で対応するのは難しくなります。
そのような場合は、設備メンテナンスのプロへご相談ください。目と手ドットコムでは、工作機械をはじめとしたプレス機(油圧機械)、専用機など、様々な設備・機器のメンテナンスに広く対応しています。安心・安全を心がけ、お客さまの生産性の向上に貢献いたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。
工作機械であるプレス機(油圧機械)におけるメンテナンスの注意点、メンテナンス内容については、下記ページからご確認いただけます。
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