【兵庫設備メンテナンス】設備や機器のオーバーホールのメリットとは?
【兵庫】設備メンテナンスでオーバーホールを選ぶメリットを解説
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設備の老朽化対策には、オーバーホールとリプレースという2つの選択肢があります。しかしそれぞれのメリット・デメリット、コストなどが異なるため、タイミングも含めて十分に検討しなければなりません。こちらでは、オーバーホールとリプレースのメリットなどを解説します。
設備の老朽化があった際の選択肢
使用頻度にもよりますが、基本的に設備や機器は年月によって老朽化していくものです。定期点検などで老朽化した設備が見つかった場合、工場を安全に運営していくためにオーバーホール、あるいはリプレースを検討しなければなりません。こちらでは両者の違いについて解説します。
リプレースとは
今使っている設備を新しいものに置き換えるという意味です。現在使われている設備が古いと、部品などの調達が難しく、修理やメンテナンスなどに多大な時間や費用がかかることも珍しくありません。このとき、既存の設備を保守するよりも新しく設備を導入する、つまりリプレースした方が結果的に低コストを実現できることもあります。
オーバーホールとは
オーバーホールというのはリプレースと違い、新しい設備に置き換えるのではなく、定期的に点検を行い、必要とされる修理や部品の交換を行うことです。オーバーホールの手順は、装置の分解と清掃、洗浄そして点検で、必要な場合には修理や老朽化した部品の交換、注油と組立、調整が行われます。メリットについては後述します。
リプレースとオーバーホールのどちらを選ぶべきか
リプレースとオーバーホールのどちらを選ぶべきかは、設備の状態や投資にかけられる予算などによって選択が異なってきます。生産保全や予防保全の面から考えて、最適な方法を選ぶことが大切です。
リプレースを実践すると、機械寿命が延長され生産性の向上を図ることができます。また、万が一交換部品が必要になった際にも入手しやすいでしょう。一方で高額な予算や導入までの期間、操作やメンテナンスなどの社内教育などが必要となり、時間と資金面において余裕が必要です。
しかしオーバーホールであれば、部分的な修理やメンテナンスで済むため、早期に稼働を再開できます。既存の設備や機器をそのまま使用するため、生産性が下がる心配もありません。
オーバーホールのメリット
設備というのは老朽化するにつれて精度が低下しますので、定期的にリプレースやオーバーホールを行って、生産性を一定に保ち続けることが大切です。こちらでは、オーバーホールの様々なメリットについてご紹介します。
安価に設備の合理化が図れる
オーバーホールの場合は、設備を全て新しく取り換える必要がありません。新規導入よりも安価に設備の合理化を図ることができます。
新しい設備の操作方法を覚える必要がない
オーバーホールでは、これまで使用していた設備をそのまま使えます。そのため操作性に支障が出ることがなく、スムーズに作業開始できるのも大きなメリットです。
工場レイアウトを変更する必要がない
オーバーホールであれば、工場レイアウトを変更することもありません。元の場所に再配置してそのまますぐ作業に入れます。
古い設備のメリットをそのまま活かせる
オーバーホールの大きなメリットのひとつは、古い設備の剛性のよさをそのまま活かせることです。性能のよいメーカーの設備は古くても品質が高い傾向にあり、オーバーホールを定期的に行えば、高性能を長期間維持できる場合もあります。
買い揃えた工具を続けて使用できる
買い揃えてある工具を続けてそのまま使用できるのも、オーバーホールのメリットです。リプレースしてしまうと、工具の多くを買い換えなければならないでしょう。コストがかさむ上に、新しい工具の使い方を覚えなければならないというデメリットが生じます。
環境保全活動の一環となる
現在使っている設備をそのまま使い続けることは、環境への負荷を減らす行動ともいえるのです。近年は世界的にSDGsへの取り組みが進められており、企業は環境汚染の防止や省エネ、リサイクルなどにも配慮が求められています。まだ稼働する設備や機器をオーバーホールしながら使い続けることは、サスティナビリティな取り組みといえるのです。
オーバーホールのタイミング
オーバーホールすべき時期としては、以下のタイミングが挙げられます。
- 設備や機器の精度や品質が低下してきた
- トラブルによる稼働停止時間が増えた
- メーカーがメンテナンスサービスを終了した
設備や機器、ダクト配管の不調を感じたら、まずはオーバーホールを検討しましょう
設備のリプレースやオーバーホールを行う際には、ダクトや配管の点検も行い、必要であれば修理やリプレースをする必要があります。適切なリプレース・オーバーホールを行うことにより、ランニングコストを大幅に抑えることが可能です。
ダクトはどのような箇所をメンテナンスする必要があるのか、またダクトの配管で起きやすいトラブルとそのリスクについて、下記のページで紹介しています。
ダクトのメンテナンスが必要な箇所・配管設備トラブルを解説(コンテンツ9)
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いずれにおいても、綿密な打ち合わせと見積もりが必要になりますので、設備の老朽化でお困りの方はぜひ一度、目と手ドットコムにご相談ください。目と手ドットコムでは保守性を向上させるレトロフィットにも対応しています。
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