【大阪工場メンテナンス】NC旋盤でよくある不具合

【大阪】工場メンテナンスは外注を!NC旋盤でよくある不具合・メンテナンスが重要な理由

大阪で工場メンテナンスのご依頼なら、目と手ドットコムへお任せください。

安定した製品を製造するには、設備メンテナンスが欠かせません。この記事では、NC旋盤でよくある不具合、メンテナンスが重要な理由や、メンテナンスのポイントをご紹介します。

NC旋盤でよくある不具合とは?ボールねじ・ベアリングの交換について解説

旋盤

「旋盤」とは、金属を加工する工作機械のことです。回転させた素材に刃物をあてて、円筒形状に削ることができます。自動車部品や航空機部品、医療部品など、ありとあらゆる分野で活用する部品の加工に用いられている工作機械です。鉄・アルミ・ステンレスなど、加工できる素材の種類も豊富です。

同じ旋盤でも、数値制御装置(NC装置)が組み込まれたものは「NC旋盤」、組み込まれていないものは「汎用旋盤」と呼ばれています。

NC旋盤と汎用旋盤で基本的な加工性能に大きな差はありません。しかし、NC旋盤であれば、自動加工ができる、高いレベルで精度が均一、といった点が違いとして挙げられます。

NC旋盤も、使用していると様々なトラブルが発生します。こちらでは、NC旋盤のトラブルとしてよくあるボールねじ・ベアリングの不具合について解説します。

部品加工を行っていて、寸法にバラつきがある・いつもと違う音がする・バックラッシが大きいといった状態になった場合、ボールねじやベアリングに原因がある可能性が高いです。

原因を調査していくと、モーターから異音がする場合や、切りくずが内部に溜まって不具合を引き起こしていることもあります。しかし、ボールねじを切り離してモーター単体で動かしてみて異音がしない、切りくずが溜まっているが軸を邪魔するほどではないといった場合は、ボールねじやベアリング自体に不具合があることも多いです。

基本的にボールねじやベアリングに問題があれば、新しいものに交換することで解決します。長年使っているとどうしても劣化してくる箇所なので、大きなトラブルになる前に、早めに対処しましょう。

設備メンテナンスが大切な理由とは?メンテナンスで大切なポイント

ポイントの文字

工場設備は定期的なメンテナンスが必要不可欠です。その理由として、以下のような内容が挙げられます。

設備を正常な状態に保つ

設備が止まってしまえば再稼働するまで生産ができず、企業活動に重大な問題が生じます。メンテナンスを定期的に行うことで設備の不具合を防止でき、企業活動を維持することができます。

メンテナンスでは必要箇所を修理するのはもちろん、設備に消耗品があれば使えなくなる前に定期的に交換する必要があります。限度を無視して使い続ければ、ある日設備が止まってしまい損害を出してしまう可能性もあります。

設備を安全な状態に保つ

工場内には、扱いを間違えると事故を起こす危険性のある設備もあります。不具合が発生すれば従業員が怪我をする可能性もあるため、日頃のメンテナンスで不具合を早期発見し、事故を防止することが重要です。設備の不具合によって従業員が怪我をすれば、賠償問題になりかねません。

メンテナンスが形だけにならないようにするために、いつどの箇所を点検し、どの部品をどのようなサイクルで交換するのかマニュアル化することで、メンテナンスを仕組み化することができます。

設備は急に止まってしまう可能性もあるので、多忙を理由にせず定期的にメンテナンスを行うことが大切です。繁忙期などでやむを得ない場合には、メンテナンス計画を1週間や2週間遅らせてでも、必ずメンテナンスを実施しましょう。

メンテナンスで大切なポイント

設備には点検時期や交換時期、掃除方法も記載されたマニュアルがあるので、それに従いメンテナンスを行いましょう。マニュアルを読んだことがない場合は、一度目を通してメンテナンス方法を把握しましょう。メンテナンスには以下の種類があります。

  • 定期メンテナンス:定期的に行う
  • 予防メンテナンス:部品交換などが必要なときに行う
  • 事後メンテナンス:故障時に行う

これらのメンテナンスをバランスよく行うことが大切です。定期メンテナンスだけ行っていても、突然設備の不具合が発生する可能性もあるため十分ではありません。予防メンテナンスも含めてメンテナンスをバランスよく行うことで、設備の不具合や故障を防げます。

故障した設備を修理した後は、再発しないようにすることも大切です。再度故障した場合のことを考えて、代替機を用意したり、速やかに修理会社へ連絡できるようにしたりと、対策を考えておくことが重要です。

設備をオーバーホールしたりレトロフィットしたりする際は、最新版にしたほうが安く済む場合もあります。この辺はコストを比べて決定してください。また、自社のみでメンテナンスが難しいとなれば、外注して手を借りるとよいでしょう。

優先順位が低く、行わなくとも製造に大きな影響がないメンテナンスは後回しにしてしまいやすいですが、メンテナンスは定期的に確実に行うようにしましょう。

メンテナンスの際は設備を停止させる場合もあるため、短期的には工場の生産性は下がります。しかし、一度故障や不具合が起きれば長い間設備が停止してしまうため、設備のメンテナンスは時期を決めて確実に行うようにしましょう。

NC旋盤やキュービクル(受配電設備)などの修理・メンテナンスは目と手ドットコムへ

設備は使用していけば劣化し、不具合が起きやすくなります。消耗品はいつか交換しなくてはいけません。定期的に行うメンテナンスの他に、不具合や故障に対応したメンテナンスを行う必要があります。

工場メンテナンスは自社のみで行うのではなく、外注を利用するのもおすすめです。

大阪で工場メンテナンスのご相談なら、ぜひ目と手ドットコムへお問い合わせください。全国数十社に及ぶ協力工事会社のネットワークを活かし、大阪はもちろん全国各地からのご依頼に対応可能です。

NC複合旋盤のミーリングユニットの修理、キュービクル(受配電設備)の更新・メンテナンス・点検など、様々なご依頼に対応いたします。

キュービクル(受配電設備)を点検する重要性や、万が一トラブルが起こった際の波及事故について紹介したページもありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

工場メンテナンス・設備メンテナンスを依頼する際のお役立ちコラム

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