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『不精に亘るなかりしか。』(現状に慢心して手を抜くことはなかったか。)
弊社が朝礼で唱和している「五省」のひとつである『不精に亘るなかりしか。』は、現状に慢心することなく事に当たるという意味である。営業マンは売上を上げ稼いでいくのは当然。また、営業マンなら自分の毎月の給料だけを稼いでいても全く足りないのも常識。営業マンには、自分の毎月の給料、ガソリン代、電話代、家賃その他もろもろの販売管理費を稼ぐ義務があり、更に内勤者の毎月の給料も稼ぐ義務がある。大体一般的に、営業マンは内勤者の分も合わせ、自分の毎月の給料の3.4倍稼いでトントンである。それ以上稼ぐことでやっと会社に利益を残せるのである。したがって営業マンは、自分の毎月の給料の3.4倍稼いでいても、会社の利益には全く貢献できていない。そんなことでは駄目だ。営業マンは、既存のお客様や新規のお客様にご提案し、お役立ちし、無限に売上を上げていくことが使命だ。その使命を果たすために、営業マンは、全てのお客様へのご提案、お役立ちを、現状に慢心することなく追求していくのだ。