先日、A社様から、「『水銀に関する水俣条約』で2020年には水銀灯が手に入らなくなるから順次照明をLEDに変更していってるんだけど、海外製のLEDは設置後すぐに点灯しなくなったことがあるから、海外製は不安なんだよなあ」と伺いました。
そこで、「弊社は寿命への信頼やトラブル時の対応を考慮して、LEDは日本製にこだわって販売しています。弊社なら機器の手配だけでなく、取り付け工事もお任せいただけますよ」とお伝えすると、「それは安心だね。一度現場を見に来てよ」とご依頼いただきました。早速、LEDメーカーのパートナーと同行し、現地調査を行ったところ、お客様から、「LEDに変更しても、現場から不満の声が上がらないようにして欲しい」とのこと。
即、「弊社では、太陽の光が影響しない時間帯に取り付け現場の照度を計測し、そのデータと現場の作業内容を基に照明機器を選定した上で、最適な取り付け灯数の提案を行っています。JISでは一般製造工程なら300~750ルクスが推奨ですが、ここの現場は精密作業を行っているので750ルクスぐらいが良いですね。そうなると照明器具は、定格光束が45000ルーメンで、色温度が昼光色相当の5000ケルビンのものが良いと思います。LEDに変更した場合、どれ位省エネになるのか一目瞭然の比較資料もご提出いたします」とお答えいたしました。その後、省エネ比較資料やシミュレーション資料を添えてお見積もりを提出し、受注となりました。
A社様からは、「現場が明るくなったよ。いい改善が出来た。事務所のLED照明化も任せるよ」とお誉めのお言葉をいただけました。