先日、A社様から、「2015年4月からフロン排出抑制法が施行されて、制御盤クーラーを全数、3ヶ月に1回点検して記録を残さないといけないから、作業が増えて困っているんだ」とご相談を受けました。
「制御盤クーラーをノンフロンタイプに変更すれば点検は不要ですよ。フロン回収や破壊処理コストも不要になります」と伝えると、「それはいい改善になるね!でも今すぐ更新する予算はないんだ」とのこと。すかさず、「弊社が現場を回って、現在使用されている制御盤クーラーの型式や仕様、設置年数を確認し、ノンフロンタイプに更新した場合の費用をリストにしてご用意します。そうすれば予算余りができた際、すぐ手配できますよね」とお伝えすると、「是非お願いしたい」とご依頼を受けました。
後日、パートナーと同行して現場で制御盤クーラーの仕様確認を行い、リストを提出しました。半年後、そのリストをもとに、ノンフロンタイプの制御盤クーラーが7機分、受注となりました。A社様からは、「リストを用意してくれたから予算余りで更新できたよ。これからも頼りにしているよ」とお褒めの言葉をいただきました。