検査装置とは?
2021年7月14日
検査装置の導入をお考えの方に向けて、今回は検査装置が果たす役割や特徴についてご紹介させていただきます。生産性を向上させるという目的を達成するためにも、検査装置は欠かせないものになっています。検査装置導入でお悩みの方の参考になれば幸いです。
目次
1.検査装置とは何か?
1-1.検査装置の特徴について
2.「自動機ドットコム」の導入事例のご紹介
2-1.二軸検査装置
2-2.外観検査装置
2-3.加工品検査システム
3.まとめ
1.検査装置とは何か?
検査装置は、部品の欠陥や異物の探知の役割を担える装置です。検査装置には、部品や異物を見るためのカメラが備え付けられています。入射光を出し、光を反射させてカメラに欠陥や異物があることを知らせる仕組みになっています。欠陥や異物を探知し、画像処理を行い、合否の検査結果をすぐに出します。この一連の検査の流れで、正常品とそれ以外の欠陥品に分けることが出来るのです。
1-1.検査装置の特徴について
検査装置には、検査の対象によってさまざまな種類があります。具体的には、外観検査装置、基板検査装置、ラベル検査装置などです。例えば、外観検査装置では、数十社ものメーカーが検査装置を開発しています。検査する方法や内容はメーカーによってそれぞれであり、検査装置はメーカー独自の技術によって作られています。
つまり、メーカーによって検査装置で抽出できる欠陥は違うので、あるメーカーで抽出できない欠陥も、他のメーカーの検査装置で欠陥を見つけられる場合があります。そのため、自社の製造ラインの検査の対象と検査装置の相性を考慮して、検査装置の導入を検討することが大切です。
2.「自動機ドットコム」の導入事例のご紹介
2-1.二軸検査装置
■導入の背景・導入前の課題
既設の検査装置とスカラロボットを組み合わせて使用してみたいとのご相談をいただきました。
■「自動機ドットコム」からの提案・導入後の効果
スカラロボットでは仕様に合わなかったため、単軸ロボットを二軸で組み合わせることになりました。導入後、タクトアップに成功し、お客様の生産性向上に貢献することが出来ました。
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2-2.外観検査装置
■ 導入の背景・導入前の課題
外観検査装置を導入し、品質向上を実現したいとのご相談を頂きました。
■「自動機ドットコム」からの提案・導入後の効果
まず、自動車部品の受け渡しから外径計測までの現状のタクトタイムを確認いたしました。その後、構想図、仕様書、工程表を提出。検査用カメラは、お客様から支給されたものを使用いたしました。機械設計・電気設計・据付・一次側電源工事・試運転まで、一貫対応させていただきました。
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2-3. 加工品検査システム
■ 導入の背景・導入前の課題
自動加工機と検査自動機を連携させ、効率化・省人化を図りたいとのご相談をいただきました。
■「自動機ドットコム」からの提案・導入後の効果
自動加工機に検査自動機を連携させ、据付後、双方の機械へのプログラム入力にも立ち合い、正常に問題無く作動するところまで見届けました。検査を自動化することで、ヒューマンエラーがなくなり、省人化も実現出来ました。
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3.まとめ
今回は、検査装置がどのように欠陥や異物を探知しているのかということと、実際どのように活用されているのかということについて、ご紹介させていただきました。検査装置には、生産性の向上、ミスを減少させるなど、様々なメリットがあります。検査装置の導入をご検討の際は、是非一度、「自動機ドットコム」にご相談ください。
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