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お悩みに対する「工場工事センター匠.com」の提案ークーリングタワーを清掃、修理・メンテナンスすることにより、5℃下げる本来の冷却能力が回復し、設備トラブルが減ります。「工場工事センター匠.com」では、高圧洗浄による清掃だけでなく、高圧洗浄では届かない配管内の殺菌洗浄も対応可能です。また、事前に補給水の水質調査を行い、最適な薬品や使用量で洗浄を実施いたします。ー |
クーリングタワーを長期間使用していると、充填材に溜まったホコリや藻の付着によって通過風量が減少し、冷却効率の低下をもたらします。この状態を放置しておくと、冷却対象の設備・機器を充分に冷却できず、突然の停止や故障を招きます。
外気を取り込み冷却水を冷却する役割を持つクーリングタワーの羽根車を、インペラーもしくはファンと呼びます。概ね、換気扇と似たようなものです。そのインペラーを回すために重要な役割を果たしているのがVベルトです。Vベルトとは、動力を伝達するベルトのことです。基本的にゴム製のため、長期間使用していると摩耗・劣化が進み、放置しておくと破断してしまい、インペラーの回転が止まってしまいます。
インペラーの軸には、ベアリング(軸受け)が取り付けられています。インペラーの軸とベアリングの摩擦によりベアリングの摩耗が進行すると、インペラーの回転不良が発生する可能性があります。
多くの場合、クーリングタワーは屋外に設置されています。したがって、長期間使用していると、インペラーにスケール等の結晶物やゴミ、ホコリ等が付着し、異音・振動が発生することがあります。
空調の機能低下や設備・機器の冷却不良が頻繁に起こるようになってしまった場合は、ボールタップや充填材の点検を実施し、付着したスケール・藻の除去を行う必要があります。
Vベルトの破断が起こった場合は、ベルトの張り具合やプーリーの溝に錆が発生していないかをチェックし、Vベルトの交換を行います。Vベルトが破断してしまうとクーリングタワーの冷却機能が止まってしまい、空調や製造ライン全体が一時的な停止を余儀なくされることもあるため、なるべく定期的にメンテナンス・部品交換することをおすすめします。
Vベルト同様、ベアリングについても定期的なメンテナンスと部品交換が欠かせません。インペラーに異音・振動を確認したら、可能な限りすぐに点検することをおすすめします。
インペラーに付着した不純物は、定期的に洗浄することによって綺麗に落とすことができます。クーリングタワーを長く使用するために、また工場設備・機器の突然の停止や故障を防ぐためにも、定期的な洗浄・メンテナンスをおすすめします。
高圧洗浄中。
殺菌洗浄中。