-
工場によっては、可燃性ガスや粉塵等が電気火花や点火源に触れると爆発を起こしてしまう「防爆エリア」と呼ばれる場所があり、そのような場所で使用する機器については、爆発しないために厳格なルールがあります。
電気工事を行う際も、防爆機器を使用することはもちろん、通常の工場よりもより注意を払って工事をする必要があります。「どすこい!電気ドットコム」では、この防爆エリアでの電気工事を受託しております。
このようなお困りごとはございませんか?
- ✅ 防爆エリアのため、対応できる業者がなかなか見つからない…
- ✅ 防爆対応の機器が見つからない…
- ✅ 防爆工事の実績が豊富な安心できる業者に工事を依頼したい…
お困りごとに対する解決策
「どすこい!電気ドットコム」は、防爆電気工事に対応しています。実績も豊富なスタッフが現場で対応し、防爆対応の機器選定から工事まで、ワンストップで対応しております。
防爆エリアのレベル
防爆エリアは、その危険度の程度によってレベルが分けられています。各レベルによって、使用できる機器が決まっているため、まずはどのレベルに相当するかを把握する必要があります。
特別危険個所(0種場所)
最も爆発の危険性が高いレベルです。爆発性雰囲気が通常の状態において、連続してまたは長時間にわたって、もしくは頻繁に存在する場所です。ガソリンタンクの上などが該当します。
第一種危険個所(1種場所)
フタの開閉や安全弁の動作などにより、正常状態においても爆発性雰囲気が存在する場所のことを言います。具体的には、可燃性ガスや蒸気を放出するタンクや容器の開口部付近などが該当します。
第二種危険個所(2種場所)
通常の状態において、爆発性雰囲気を生成するおそれが少ない、または生成した場合でも短時間しか持続しない場所を指します。劣化・腐敗した配管やパッキンの付近や1種場所の周辺もしくは隣接した部屋などが該当します。
防爆構造の種類
防爆対応の機器には、防爆構造の種類が分けられています。防爆構造の種類により、各防爆レベルの場所で使用できる機器が定められています(下記以外にも、油入防爆構造、樹脂充填防爆構造、非点火防爆構造、特殊防爆構造、粉塵防爆普通防塵構造、粉塵防爆特殊防塵構造などがあります)。
耐圧防爆構造
機器が爆発に耐えるほど丈夫でかつ、外部に火炎を漏らさない構造です。
内圧防爆構造
機器内へ空気などの保護ガスを送風又は封入することにより、機器内部へ爆発性ガスが侵入しないようにした構造です。
安全増防爆構造
通常の機器よりは危険場所で使用することを考慮された構造です。機器が正常に運転されている場合にのみ防爆性が保証されており、異常にならないよう注意が必要です。
本質安全防爆構造
ソフト的に点火源にならないよう回路設計した構造です。理論的には覆いも不要で、ほとんどが弱電回路です。最も安全性の高い構造です。
本質安全防爆構造 |
耐圧防爆構造 |
内圧防爆構造 |
安全増防爆構造 |
|
---|---|---|---|---|
0種場所 |
〇 |
✕ |
||
1種場所 |
〇 |
|||
2種場所 |
〇 |
防爆工事の流れ
防爆電気工事は、工事を実施する前に多数の確認事項があります。安全に工事を実施するためにも、大きく分けて以下のような流れで工事を実施します。「どすこい!電気ドットコム」は、防爆電気工事の実績も豊富です。気になる方は、お気軽にご相談ください。