無電極ランプの設置

  • 工場や倉庫などの高天井では、いまだに水銀灯を使用しているケースが多いです。LED以外の選択肢として、「無電極ランプ」があります。海外でも広く普及している無電極ランプの特徴は、名前の通り電極がないため劣化がなく、LEDよりも長寿命です。水銀灯の製造が中止された現在、水銀灯からの代替として、省エネ性能も高い無電極ランプがお勧めです。「どすこい!電気ドットコム」では、この無電極ランプの設置工事を受託しております。

このようなお困りごとはございませんか?

  • ✅ 工場の天井はいまだに水銀灯を使用している…
  • ✅ LED照明だと明かりが強すぎて光の影が出てしまい、検品作業などに支障が出てしまう…
  • ✅ 高天井のため、電球交換のたびに費用がかかってしまう…
  • ✅ 少しでもランニングコストを抑えたい…

お困りごとに対する解決策

無電極ランプは、LED照明よりもさらに寿命が長いため、高天井などの電球交換が困難な場所に最適です。また、照度範囲が広く、自然な光で影もできにくいため、検査室などの視認性が重要な場所にも適しています。水銀灯の代替案として、LED照明だけでなく無電極ランプを選択肢として入れることをお勧めします。

水銀灯の生産終了

  • 2013年に国際連合により定められた条約「水銀に関する水俣条約」により、2021年以降の水銀灯の製造・輸入が禁止されました。すでに各メーカーでの水銀灯の生産は終了しています。そのため、現在水銀灯を使用している事業者は、水銀灯からの更新が求められます。しかし、「過去に購入した水銀灯の在庫が残っているから…」などの理由で水銀灯からの更新を先延ばしにし、水銀灯を使用し続けている事業者は多いです。
    電気代が高騰している昨今の状況からも、早めに水銀灯よりも消費電力の少ない照明に切り替えることをお勧めします。水銀灯からの更新としてはLEDが最も主流ですが、あまり知られていない無電極ランプの方が場合によっては適していることがあります。

無電極ランプとは

  • 無電極ランプは、電磁誘導の原理と放電による発光原理を利用することで発光し、発光管内に電極を持ちません。そのため、劣化が起きず、非常に寿命が長いのが特徴です。
    日本ではあまり知られていないのは、高周波を発生させるために総務省の認可を受ける必要があり、まだあまり日本国内で製造されていないためです。
    しかし、LEDよりも長い寿命や広く光が広がる性質から、電球交換が困難な高天井や、検品作業を行うような検査室においては、水銀灯からの更新として最適な照明と言えます。

無電極ランプの特徴

①LED照明よりも長寿命

無電極ランプは、光源寿命が60,000~100,000時間と言われています。LED照明の平均寿命は40,000時間と言われているため、LED照明と比較しても、1.5~2.5倍長持ちします。そのため、高天井などの頻繁に電球の取替ができないような場所には、非常にお勧めです。下の表は、各照明の平均寿命を比較したものです。1日10時間使用したと仮定すると、無電極ランプの寿命は約27年となります(安定器の寿命は考慮していません)。

白熱電球

1,000~2,000時間

3~6か月

蛍光灯

13,000時間

3年7か月

LED

40,000時間

11年

無電極ランプ

100,000時間

27年

②省エネルギー

無電極ランプは、省エネ性能も高いです。同じ明るさで比較すると、無電極ランプの消費電力は、水銀灯の約1/3です。
水銀灯から無電極ランプに更新すると、電球交換などのコストも考慮すると、大幅にランニングコストを削減することができます。

③光が広く広がり、影ができにくい

LEDは点発光で指向性の強い光であるのに対し、無電極ランプは面発光で光が広く広がるため、自然光のようなやわらかい光になります。そのため、光の影ができにくく、検品作業などが必要な場所には、無電極ランプの方が適していると言えます。

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