マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2025年1月(6/6)

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ステージがあがると、新たなボトルネックが現れる。
裏をかえせば、新たなボトルネックが現れていないということは、ステージがあがっていないということだ。
だから、新たなボトルネックが現れると、ステージがあがったのだと嬉しくなる。

一方で、ボトルネックに気づかぬふりをし続ける経営者もいる。
百害しかない幹部社員を追い出しもせず、お客様からもその価値を認めてもらえないような儲からない仕事から手をひこうともせず、ひたすら現状維持にいそしむ経営者が、たくさんいるのである。

大尊敬する経営者・中山哲也氏の言葉を借りれば、そんな会社の社長は、「先代が塗ったペンキを、ただ塗り直しているだけ」に過ぎない。
ペンキを塗り直すくらいなら屋根や壁ごと替えてしまう。
小さな会社だからこそ、それができる。
そこに前向きな社員以外、評価しないことがわたしの責務だ。
もちろん形だけ、その場しのぎの前向きさなんてものは、評価の対象にすらならない。