元請け工事業者として後発の私たちのブランドは、最初から最後まで工事に立ち会い、工事立ち会いをすることだ。

工事立ち会い者には、安全管理と出来栄え管理を任せている。

工事立ち会い者は、現場で起こったこと全てについて、担当営業に逐一途中経過報告をする。

工事立ち会い者個人の勝手な判断で、途中経過報告をしたりしなかったりすることを禁じている。

安全管理と出来栄え管理を任せている工事立ち会い者には、任せている、を勘違いしないようにかなりうるさく指導している。

それは、任せているイコールマイペースを許されている、と思おうと必死になるひとがいるからだ。

マイペースを許されていると思い込もうと必死な彼らは、途中経過報告はおろか相談すらしなくなる。

会社が社員に重要な役職や重要な任務を任せるとき、会社は、会社から何も言わなくても相談や途中経過報告を当たり前のようにしてくれるひとだと思って任せている。

いちいち会社から聞いていかないとなにひとつ報告がないようなひとは、会社から見れば単なるふたである。

そんなふたのようなひとには、いずれ会社は重要な仕事を任せなくなる。
ただそれだけのことなのである。