マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2024年9月(4/5)

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当たり前の話は、当たり前のこと過ぎて、油断が生じて忘れてしまう。
そのひとつが、「初心忘るべからず」だ。初心は、最強最高の心構えだ。
しかしながら、「初心忘るべからず」は当たり前過ぎて、ひとは初心をどんどん忘れていく。

たとえば、なにも出来なかった入社三四年の頃までの記憶を。
たとえば、施工管理者が施工工事立ち会いで唯一すべき仕事とは、作業者のお手伝いではまったくなくて、安全管理と出来栄え管理であることを。
たとえば、施工現場での夏場の水分補給は、作業者個人に任せることではなく、施工管理者が命ずる事項であることを。
たとえば、総務経理において、ダブルチェックなき仕事が、致命的な間違いを呼び込むことを。
たとえば、感染症はふつうの風邪ではなく、とてつもない感染力を有するので、出勤してはならないことを。
当たり前の話は、当たり前のこと過ぎて、油断が生じて忘れてしまう。
そのひとつが、「初心忘るべからず」だ。初心は、最強最高の心構えだ。
初心を忘れないためには、私たちが、つねにクールで、つねに謙虚で、つねにとんがっていることが大切だ。