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DXのセミナーに参加した。
私たちも以前、船井総合研究所からDX大賞をいただいたことがある。
しかし、今回セミナーに参加するまでは、「とりあえずこれからの時代、DXが重要だ」、その程度の浅い考えしか持っていなかったのである。
セミナーで講演されていたトラスコ中山の中山社長の言葉が鮮烈だった。
「数値目標よりも大事なのが能力目標。自社がどのような社会的課題を解決する能力を持ちたいのか、それが能力目標だ。能力目標を達成するには、DXを使わざるを得ない」
また、ニデックの西本副社長の言葉もこれからの指針になった。
「赤字を黒字にするには、いままで1ヶ月かけていたことを3日ですればいい。お客様のこころを動かすのだ」
1ヶ月かけてやっていたことを3日でやってしまうことにも、DXが必要だろう。
ヒトトヒト・ホールディングスの松本社長は、「AIを使って、ヒトにしか出来ない仕事をする」とおっしゃっていた。
ヤフーの小澤社長は、「ITによって実現された未来をイメージし、そこから逆算して、いまやるべきことを考える。未来から考える。そうすることで、ボーリングで言うところのセンターピンを見極める。センターピンが倒れれば、うしろのピンは勝手に倒れる」と豪語されていた。
刺激的なセミナーであった。
講演されたのは、いわゆる大会社かつ高収益企業ばかりであった。そのような会社と競い合おうとは思わない。同業他社とさえ、規模を比べることはしない。私たちの目標は他社の規模ではない。
私たちは、DXを使わざるを得ない社会的課題を、ITによって解決された未来から考え、センターピンを見極めていく。