ビッグモーターの失敗は、「拡大路線」にある。

拡大とは規模のことである。規模とは売上のことである。

売上は、ある種の経営者にとって、単なる見栄に過ぎない。

人員を増やせば、人員が無能であっても、利益の伴わない売上ぐらいなら簡単に増やせる。

「拡大路線」によって、ビッグモーターには無能な人員が増殖し、コンプライアンスの欠如とパワハラが起こったのである。

無能な人員は民度が低い。民度が低いとコンプライアンスを守れない。

また、無能な人員に真面目な上司が真剣に向き合ってしまうと、パワハラになってしまうのも世の摂理だ。

たくさんの無能な人員なくして売上の「拡大路線」はない。無能な人員は民度が低いからコンプライアンスを守れない。無能な人員が真面目で真剣な上司のパワハラを誘発する。

だから、「拡大路線」だけには陥らないようにすべきだと考えている。