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新人に、新人がまだ知らないことや身に付けられていないことを教えるとき、上司が自身に戒めておかなければならないこととはなにか?
①.それは、教える側のじぶんにも、そういう時代があったのだということを忘れてしまっていないか、ということだ。
これを忘れてしまっていると上司は、新人を使えるか使えないかだけで見てしまい、新人への教育がおろそかになり、上司としての機能を失っていく。
②.つぎに戒めておかなければならないことは、分からないことがあったらいつでも聞きに来てくれ的な、夢見る夢夫的な声かけをしていないか、ということだ。
新人には新しい世界は ?(はてな)だらけで、いつなにを上司に聞きにいくのがベストなのか、その優先順位をつけることなど出来ない。
いつでも聞きに来てくれ、と声かけするような上司は、自然界の摂理の如き自然さで、上司としての存在感を失っていく。
③.また、上司が、せっかく聞きに来てくれた新人に、じぶんで調べてから聞きに来い、なんてことを言うのも、上述の①.②.に照らして考えてみるとおかしな話だ。
ただでさえ検索エンジン時代のいまの時代。
せめて、この○○○の意味を△△△で調べてみ、くらいのことは指示してあげなければ、聞きに来たほうにも甲斐がない。
この、○○○の意味を△△△で調べてみ、といった指示が出来るかどうか、これが上司の能力であり器量だ。
以上の戒めに留意し、新人を育てられるレベルの会社組織となっていく。
しかし、これはあくまでも、新人教育の場合であって、三年目四年目五年目の部下への指導は、これとはちがったものになる。