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中村天風先生のお話を天風会の方々から聞き、心にズドンと響き、腹におちる言葉がいくつかあった。 ひとつが、『目標とは、今日を強く生きるための道具』だ。『目標』とは、有言実行で達成しなければならない役割には違いないが、天風先生流にとらえると『目標』とは、『今日を強く生きるための道具』であり、もっと言えば、『目標』とは、『今日』のためだけに存在する『道具』なのだ。 つぎに、『それは出来るという肯定でもなければ、出来ないという否定でもない。為せば成るで、やりさえすればいいんだ。それが信念だ』だ。『信念』とは潜在意識にまで透徹するほどの強く持続した思いには違いないが、天風先生流にとらえると『信念』とは、『出来る出来ない』を超越した次元で、『肯定も否定もない』境涯で、ただ純粋に一心に『為す』ことなのだ。 最後に、『安定打坐(あんじょうだざ)で、己の潜在意識にある積極(せきぎょく)心をつかみとる』だ。『安定打坐』という瞑想状態のなかで、じぶんの『潜在意識にある積極心』をつかみとることが、インスピレーションを得ることなのだという。それには普段から潜在意識に、積極的な想念を溜め込んでおかねばならない。この話をされた方は、30億の負債を抱えていたとき『安定打坐』という瞑想状態のなかで、30億の負債を返済する方法を思いつき、10年もかけずに全て返済された。その方法は、聞けば私にでも出来る真っ当なやり方だ。しかし私はその方法を、今回聞かせてもらうまで、自覚的には思いついていなかった。