マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2021年7月(6/10)

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皆さん、イメージしてください。
同業他社のセールスは、毎日帰社すると、
①お客様に言われた調べものを調べたり、
②見積作成や受発注処理をしたり、
③明日配達する商品の確認や荷造りをされています。
皆さん、イメージ出来ましたか?
ちなみに一部同業他社のパソコンを持って営業しているセールスは、日中、ずっと車の中で、①や②を一生懸命にしています。

私たちの会社のセールスは違います。
①や②は、正社員の内勤業務9名にしていただいています。
どうしてもセールスが調べなければならないことや、どうしてもセールスが見積作成しなければならない見積りなど、滅多にあるものではありません。もちろん何千万もするような案件なら話は別ですが、何百万レベルではありません。
セールスは出先から内勤業務に、その見積作成の留意点と常日頃からの感謝を伝えて作成を依頼し、帰社後にセールスが責任感をもって抜けがないのかをダブルチェックしてあげれば良いだけです。
正社員の内勤業務が9名もいるのに、セールスが帰社後、調べものや見積作成をしているようでは、それはまるで、セールス1人に1台の社有車が与えられているのに、徒歩で営業に出掛けているのとおなじです。ばかげています。
なぜ私たちの会社は正社員の内勤業務を9名も雇用しているのか?
それは、セールスに帰社後、①お客様に言われた調べものを調べたり、②見積作成や受発注処理をしたり、して欲しくないからです。

帰社後はまず、humintに入力したり、仲間のhumintを見たり、スパーリングをしましょう。
内勤業務に頼むのが面倒くさいからだとか、今日は時間があるからといった勝手な発想で、見積作成や受発注処理をじぶんでやってしまってはいませんか?
もし、担当内勤業務が見積作成や受発注処理に協力的でないなら、内勤業務の方への接し方に問題はありませんか? 常日頃から感謝の念を伝えていますか?
もしくは、内勤業務全正社員の中に、会社の方針に反旗を翻して、私の仕事はここまでだとか、私の仕事はこのひとの仕事だけだとか、勝手に決めてしまっているひとはいませんか?
セールスが本気で数字の凹みを工事メンテで押し返したいのであれば、仲間のhumintをじぶんの商談に活かし、スパーリングで営業トークを磨き鍛えあげていくのです。
内勤業務の方に、お客様に言われた調べものを手伝ってもらったり、見積作成や受発注処理をしてもらうのは、会社からの命令であることを肝に銘じておいてください。
パソコンを持って営業している同業他社のセールスがいますが、彼らは、日中、ずっと車の中で、私たちの会社であれば内勤業務の方がしてくれている①や②を、一生懸命にしています。
彼らがそんなことをしている間に、お客様と、圧倒的な量の商談をしてもらいたい。もし、時間を①や②に使いたいというセールスがいたら、彼らは営業手当泥棒です。

次に③について、です。
私たちの会社では、セールスには、時間を沢山の商談に当てて欲しいので、配送を月100万以上かけて外部に委託し、商物分離、つまり、営業活動と物流を分離しています。
ですからセールスには、ISO委員の許可も得ずに、会社に入荷された商品を勝手に持ち出すことを禁じています。勝手に持ち出していたとしたら、商品泥棒です。
私たちの会社はセールスに、仲間のhumintをじぶんの商談に活かして商談してもらいたいのです。スパーリングで磨き鍛えあげた営業トークで、沢山の商談をしてもらいたいのです。

それでは、皆さん。もう一度イメージしてみましょう。
同業他社のセールスは、毎日帰社すると、
①お客様に言われた調べものを調べたり、
②見積作成や受発注処理をしたり、
③明日配達する商品の確認や荷造りをされています。
彼らがこんなことをしている間に、圧倒的な差をつけましょう。
但し、くれぐれも、私たちの社内では差をつけることのないように。