お客様やパートナー様とのお約束のひとつに、『私たちが頭になってさせていただく工事には、最初から最後まで、終日一日中立ち会う』がある。

担当者が立ち会えない場合も、引き継ぎを受けた他の社員が必ず立ち会う。

例外は、緊急事態宣言等の場合を除いて、社員旅行や全社会議のときだけだ。

もちろんその際には、お客様やパートナー様にその旨をお伝えし、同意をいただけなければ、担当者は社員旅行や全社会議への参加を取り止める。 

しかしながら、この約束を、私たちの会社のたったひとりの営業マンがたった一回破っただけで、『１００一１＝０の法則』が発動し、私たちは『私たちが頭になってさせていただく工事には、最初から最後まで、終日一日中立ち会う』という約束を、全く果たしていない会社だと断定されてしまう。

このような社員がもしいれば、その上司・先輩・同僚は即刻指導し、それを受けてISO委員は会社に報告し予防措置を講じなければならない。

私たちは人財に惜しみなく資金を投入している。営業マンには商談や工事立ち会いに特化してもらうために、配送業務は外部に３便委託し、内勤及び外勤営業アシスタントを１０名雇用している。そして工事立ち会い資格者が、私たちには１３名もいる。

この私たちに、『私たちが頭になってさせていただく工事には、最初から最後まで、終日一日中立ち会う』という約束を守れぬはずがない。