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仕事ができないひとには、賭け事みたいな感覚で仕事をしているひとが多い。
賭け事みたいな感覚で仕事をしているひとは、仕事が98%うまくいっていると思っている。
そして、驚くべきことに彼らは、98%はうまくいっているという理由で、うまくいっていない2%を気にしていない。
しかしながら、彼がその2%を気にしていなくても、他者は、彼のことを定期的にトラブルを起こすトラブルメーカーだとしか見ていない。
うまくいかないことは普通、うまくいかなさそうな匂いがした時点で上司に相談する。
上司に相談すれば、それはもう彼一人の問題ではなく、会社として取り組む事案となる。
上司に相談したにも関わらず、その事案が結局うまくいかなかったとしたら、それは個人の力不足ではなく会社の力不足だ。
だから、相談した事案がうまくいかなくても、誰も彼のことを、仕事のできないトラブルメーカーだとは思わない。
一方で、相談もせずに、「たぶん、大丈夫だろう」「だめだったら、相談しよう」などと賭け事みたいな感覚で仕事をしているひとは、他者から、全然仕事ができないトラブルメーカーだと思われている。
彼が98%はうまくいっていると思っていても、他者はそうは思わない。
彼のことを、たった2%だけうまくいっていないことがあるひとだとも思っていない。
彼のことを、100%いつもうまくいっていないトラブルメーカーだとしか思っていない。
彼は基本、相談や途中経過報告をしない、超マイペースな、自分の足もとを見れていない人間だ。
彼は自分のお金で仕入れたり、自分のお金でお客様や仕入先様と口座開設したり、営業アシスタントや総務経理や配送便を雇用していると思い込もうとしている夢みる夢夫だ。
彼が98%うまくいっていようとも、普段から途中経過報告がないから、他者は誰もそのことを知らない。
他者が彼のことで知っていることと言えば、もうどうしようもない状態になってから相談に来る2%のうまくいっていないことだけだ。
そういう意味で、彼のなかでは、うまくいっていないことが2/100で2%であるのに対し、他者から見ると、2/2で100%となり、他者は彼のことを、100%いつもうまくいっていないトラブルメーカーだと決めつけてしまうのである。