マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2018年6月(2/2)

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2018年、日本プロ野球で大きな才能を見せてくれていた大谷選手が、野球発祥の国アメリカメジャーリーグで、日本でと同じように二刀流で活躍を始めた。

大谷選手の二刀流での活躍、ショータイムを、私たち商社の営業マンは、自分事として応援していきたい。
もし彼が怪我に見舞われるようなことがあったとしても、私たちが営業マンである限り、彼の二刀流での活躍の記憶を強く胸に刻んで働いていきたい。

さて、大谷選手が二刀流で活躍するこの時流というものを、商社で働く私たち自身に重ねて考えてみよう。

私たちは商社だ。商社の営業マンは、物販会社の販売員のように、定価があるようなものだけを売っているわけにはいかない。
私たち営業マンは、お客様の幾種類にもわたるニーズの数だけ、買ってもらえるものがある。
営業マンなら、「私はこれしかやらない」「うちはこれしか取り扱えない」とはいかない。
私たちはお客様に、切削工具も買ってもらえるし、オーダーメイド自動機も買ってもらえる。配管工事もさせてもらえるし、工場の自動化、FAのお手伝いもさせてもらえる。
私たちは二刀流どころか三刀流、四刀流、五刀流なのだ。それが楽しくて、販売員ではなく営業マンを生業(なりわい)としているのが、私たちなのである。

だから今、私たち営業マンは、二刀流で活躍する大谷選手が気づかせてくれているこの時流に乗っていると言える。
時流に乗れば、流れに乗って川を下るように、スイスイと進んでいける。
大谷選手が気づかせてくれているこの時流という乗り物に、私たちは意識的に乗っていく。

大谷選手は記録を追わずに、私たちにショータイムを見せてくれている。
同じように私たちも、会社の規模を追わずに、「この会社、誠実で安心できるな」「この会社、なんか期待できるな」と顧客に感じてもらえるように成長していきたい。

繰り返す。
大谷選手の二刀流での活躍、ショータイムを、私たち商社の営業マンは、自分事として応援していきたい。
もし彼が怪我に見舞われるようなことがあったとしても、私たちが営業マンである限り、彼の二刀流での活躍の記憶を強く胸に刻んで働いていきたい。