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<対応が遅い>セールスに、人気が出るようなことはない。
しかし、<対応が遅い>セールスの多くは、「お客様から直接文句を言われたことはないです」という理由で、たとえ営業成績がぱっとしていなくても、自分がその人気がない<対応が遅い>セールスだとは思っていない。自分はそこそこやっていると錯覚している。
お客様は、よっぽどのことでもない限り、いちいち自分の会社の人間でもないひとに注意などしない。注意などしなくても、私たちの代わりとなる会社はいくらでもあるからだ。
<対応が遅い>セールスの営業成績がぱっとしないのは、お客様への<対応が遅い>からだ。そんなの当たり前じゃないかと思われるかも知れないが、営業成績がぱっとしない理由を多くのひとは、PRする内容、つまり商品やサービスに問題があると思っている。それは大きな間違いだ。
営業成績がぱっとしない最大の理由は、お客様への普段からの<対応が遅い>からだ。
普段からの<対応が遅い>セールスが商品やサービスをPRしてきても、お客様は真剣に聞いてくれない。<対応が遅い>奴がなに言うとんねん……そう思ってしまうのが人間というものだ。
私たちは人気があるセールスであるべきだ。そのためには、<対応が遅い>だなんてお客様に少しでも思われてはならない。
それにはお客様に「ファストワークス」で対応することで、つまり、お客様に「小さく素早く報連相を繰り返し行う」ことで、お客様に評価され続けることが大切だ。お客様に評価されていれば、お客様は私たちのPRに真剣に耳を傾けてくれるだろうし、お客様のほうから今お持ちの課題を私たちに相談してくれるだろう。