マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2015年8月(2/2)

マネジメント・メッセージ 一覧へ

接客業は挨拶が基本だ。
「挨拶が基本だなんて今更なに言ってるんだ!挨拶なんて俺は出来ているぞ!」というようなひとは、〈ひとりで生きていくことが出来ないから会社で働いている〉という真実かつ事実を最早忘れてしまっている。
挨拶は自分ひとりだけが出来ていても意味がない。まわりに挨拶が出来ていない仲間がひとりでもいれば、外部からは、挨拶が出来ていない集団だと見なされるからだ。
だから集団のなかに挨拶が出来ていない仲間がいれば、挨拶が出来ているひとが彼を指導してゆく。こんなことは、会社で働いている私たちにとって当然の義務だ。

繰り返すが、接客業は挨拶が基本だ。
そもそも挨拶が出来ないひとは接客業に向いていない。そんなひとは接客業を営む企業から給料をもらう資格がない。資格がないどころか、挨拶が出来ないひとは、接客業を営む企業にとって害悪以外のなにものでもない。
また、挨拶はいきなり反射的に出来なければ、挨拶が出来ていることにはならない。挨拶は徐々に出来るようになるものではない。いきなり全開で出来てはじめて挨拶なのだ。

最後に、よく覚えておいてもらいたいのだが、挨拶の目的は次のふたつだ。

1.内部から見て、集団が活性化する。
挨拶とはつまり、相手に敬意を払う行為のことだ。お互いに敬意を払いあう、つまり挨拶しあう集団が、活性化しないはずがない。

2.外部から見て、集団が活性化する。
挨拶は社内のなかだけで、仲間うちだけでするものではない。外部の方々に挨拶するのは当然のことだ。旺盛な挨拶を外部の方々にしていれば、外部の方々は、「この会社、みんなで力を合わせてるんだなあ。この会社、なんか感じがいいなあ」と思ってくださる。外部の方々は当社に期待感と安心感を覚えてくださる。

以上、当社は挨拶こそ接客業の基本であると確信している。
基本を行動に移すことで、この確信をますます強固なものとしてゆく。