第三者から見て、伸び悩んでいるひとが、申し合わせたように言う台詞がある。
たとえば、「忙しくて出来てません！」という台詞。
「忙しくて出来てません！」、この芳香なる生ゴミのような台詞。
この子供みたいな台詞の滑稽さは、[忙しいボク]と胸にプリントされた子供服を、大人がピッチピチになって着ている(本人は着こなしているつもり)ようなものだ。
こちらまで恥ずかしくなってしまう。
あなただけじゃない。大人はみんな忙しいのだ。
「忙しくて出来てません！」、この台詞をつい吐いてしまうひとは、忙しくなくても出来ないひとだ。
繰り返すが、あなただけじゃない。大人はみんな忙しいのだ。
仕事というものは計画的に行わなければ出来ない。
出来ないひとは、計画を立てていないだけだ。
もしくは、計画を立てていても、行わないからその計画を忘れてしまって出来ていないだけだ。
「忙しくて出来てません！」というのは、そんなひとたちの単なる言い訳だ。言い逃れだ。
あなたの言い訳脳が強化されてしまうまえに、まず、計画をノートに記し、その計画を行ってみよう。
もう大人なのに、[忙しいボク]と胸にプリントされた子供服を、ピッチピチになって着てしまうまえに、まず、計画をノートに記し、その計画を行ってみよう。
それだけで、[忙しいボク]と胸にプリントされた子供服を、今すぐあなたは脱ぎ捨てられる。
それだけで、今は第三者から見て伸び悩んでいたとしても、近いうちにあなたは殻を必ずやぶれる。