マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2025年2月(2/3)

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価格で負けるのは、当て馬にされているか、担当セールスの情報収集能力が低かったか(パートナーの選定を含む)、そもそも価格だけの物販商売でしかなかったか、いずれかだ。
それを政治力で負けたと言うひとがいるが、それは当て馬にされた自分の不甲斐なさへの言い訳だ。

表彰でも分かるように、コンスタントに表彰されている方々は、ほとんどが特命受注だ。
彼らはべつにお客様に対して、政治力を使っている訳ではない。
彼らには、お客様に対して、レスポンスの良さと受注するという執念と意思表示があるだけだ。
言い訳にはきりがない。
言い訳する者には、お客様に対して、レスポンスの良さと受注するという執念と意思表示がなかっただけだ。

言い訳にはきりがない。
「あそこはA社をお客様にしているのでA社の商品が安く手に入るから、仕入価格で負けたんだと思います」
正気か、と耳を疑うような言い訳を言うひとがいた。
私たちには、M社の乳製品が安く手に入っているか?
私たちには、K社のバイクが安く手に入っているか?
こういう陳腐な自己洗脳を解いてあげるのも、上司の仕事のひとつなのかも知れない。