マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2024年9月(2/5)

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お互いに敬意の念をもつことは、双方にとってメリットがある。
しかしながら、ひとはそれぞれ頑なで、ひとそれぞれが正義を掲げていたりする。
正義ほどやっかいなものはない。
なぜなら正義とは、それを掲げた者どうしが、互いに互いを否定するものだからだ。
互いに否定しているようなあいだがらに、敬意なんてものは存在しようはずがない。

私たちはこういうとき、綺麗事に聞こえるかも知れないが、みずからの器をおおきくし、じぶんにとって必要なものだけを選別するチャンスととらえる。

器をおおきくするとは、公明正大な社会性を持つということだ。
公明正大な社会性を獲得した器は、やがておおきなふるいとなり、ふるいにふるわれて、じぶんにとって必要なものだけが目の前に残る。
正義のぶつかり合いで勝ち負けを争っている場合ではない。
お互い無理をして、相手をリスペクトする必要もない。
私たちがすべきことは、公明正大な社会性を獲得し、みずからの器をおおきくし、おおきなふるいとなって、じぶんに必要なものだけを目の前に残していくことのみだ。