マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2024年6月(6/7)

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成果や信頼を獲得し続けるにあたって、ひとから「ありがとう」と言ってもらう遥かまえに重要なこととは、じぶんからひとに「ありがとう」と言えているかどうか、である。

ひとになにか施しても、そのひとから「ありがとう」の一言を期待してはならない。
そのひとが、ひとに「ありがとう」と言えないような人間である可能性があるからだ。
「あれだけしてあげたのに、あのひとからはありがとうの一つもない」と苛立っているようでは、他者に依存し過ぎである。

成果や信頼を獲得し続けるには、みずからどれだけひとに「ありがとう」と言えているか、が最も重要な指標であることに、疑う余地はない。
これは事実であり、現実だ。
ひとに「ありがとう」と伝えれば、ひとが気をよくしてくれるから、何事もうまくいく、のではない。
ひとに「ありがとう」と伝えられる人間は、じぶん自身がひとのために、こころやからだや時間を使っている。
だから、ひとがじぶんのために、こころやからだや時間を使ってくれていることに気づくことが出来、「ありがとう」と言えるのだ。
そして、ひとのためにこころやからだや時間を使っているひとが、成果や信頼を獲得し続けられない訳がない。

以前から教えてあげているように、成果や信頼を獲得し続けるには、みずから、どれだけひとに、「ありがとう」と言えているのかが重要なのである。
再度言う。
成果や信頼を獲得し続けるにあたって、ひとから「ありがとう」と言ってもらう遥かまえに重要なこととは、じぶんからひとに「ありがとう」と言っているかどうか、なのである。