他者のお役に立てていないと、人生はたのしくもおもしろくもなんともない。
他者のお役に立てていないと、だれからもリスペクトされないからだ。その真逆さえあるかも知れないからだ。

他者のお役に立てていないひとを、人生をたのしくおもしろく過ごせていないひとを、瞬時に見分ける方法がある。
幾人かのひとが集まっている場所で、試してみてほしい。
幾人かのひとが集まっている場所で、相手を特定せずに、「おはようございます」、「おつかれさまです」、「ただいまもどりました」と、声を発して挨拶してみてほしい。
そのときあなたの声に反応して、「おはようございます」、「おつかれさまです」、「おかえりなさい」と、思わず声を発してしまうようなひとは、間違いなく他者のお役に立てているひとだ。 人生をたのしくおもしろく過ごせているひとだ。
なぜなら彼は当事者意識のカタマりだからだ。
当事者意識のカタマりである彼は、あなたの挨拶が、じぶんに発せられたものだと確信してしまうひとなのだ。
他者のお役に立つには、他者をはじめ全てのことを、自分事だと認識できる能力、つまり当事者意識が必要なのである。

当事者意識のカタマりであるならば、あなたは営業会社の営業になると良い。
お客様の一挙手一投足に反応することができるあなたのことを、お客様が放っておくはずがない。
あなたはお客様から相談されつづけ、それを営業冥利に尽きると喜び、売上をあげつづけ、仲間から賞賛されつづけ、じぶんの人生に胸を張り、人生をたのしくおもしろく過ごしていく。