今期はベースアップと昇格人事を同時におこなった。

ベースアップは毎年一律でおこなっているが、今回の円安・物価高に対応したベースアップは、職種に応じて通常の４倍から７倍の額に設定した。また、１８歳までの子供を扶養する社員の子供手当を大きく引き上げた。
これらは、既存の社員の方々の、また、今後入社されるであろう方々の、既得権である。

また、降格人事はおこなわず、昇格人事のみをおこなったが、これは社員の方々の既得権ではない。
じぶんの時間や体や心をたくさんの部下に使っていれば昇格。それを他者にふって傍観者になっていれば降格。それだけのお話だ。
昇格後の役職に見合った対外的に重要な仕事を既にしていれば昇格。それを他者にふって傍観者になっていれば降格。これもまた、シンプルなお話だ。

ちいさな会社だからこそ、そこには情を挟まずに、社長も大物ぶらずに、これからも健全な組織を築いていく。