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全体会議の後半、皆で、時流となっている多様性を理解するために開発されたカードゲームで遊んでみた。
ルールは、ひとチーム4人で、その4人はそれぞれハンディキャップを持ち、ミッションである所定のカードを集め、チームの全員がカードを揃えると上がり。
ハンディキャップは、耳が聞こえない、目が見えない、内気で声にだせない、幼くて字が読めない、小指しか使えない、腕を曲げ伸ばしできない、などだ。
チームの全員がカードを揃えなければ上がれないのだが、じぶんのカードを揃えることを第一に考えてしまうひともいるし、全員がカードを揃えることを第一に考えられるひともいた。
わたしはもちろんチームの全員がカードを揃えることを第一に考えていた。
理由は簡単だ。チームの全員がカードを揃えなければ上がることができないというルールだからだ。
そしてそれはそのまま、いま、私たちの会社が置かれている現実そのものだからだ。私たちには、いま、総動員体制で生産性をあげることが求められている。
少子高齢化、人財不足、物価高、上がり続ける税や社会保険料、最早ひとがする仕事ではなくなった物販、最早ネットが独壇場の地域密着営業、これらの現実に立ち向かい生き残るためには、このカードゲームのようにチームの全員がカードを揃えることを目的とすることが、つまり、総動員体制で私たち全員がじぶんの命の時間を充実させることを目的とすることが、必要なのだ。