教育訓練レポート

教育訓練レポート『棋士 羽生善治の仕事』(野田 絢子)

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棋士羽生氏は「あえて手を読まない。手を読むことよりも、勝負の流れを読むことが大事だ」と30代で気付いたと言います。負けても得られるものがあり、負けても新しい戦術を試せたことに手応えを感じています。年齢を重ねていくと手堅く無難にいこうとしますが、そこからは何も生まれません。もっと自分の形を極めていく、その為なら12つ負けても苦にはならない。慣れた環境だけに甘んじるのではなく、新しいことに挑戦して、やり方をより良く変えたり効率化を考えることを止めず、努力を継続できる人になっていきます。