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いま、日本でもっとも生産性が高い会社、キーエンス。給料が高いキーエンス。生産性が高いとは、「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」ことだ。
この生産性が高いから、キーエンスは給料が高い。「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」という風土づくりを担ってきたキーエンスの社員たちが、創業以来積み上げてきたものとはなにか。
キーエンスでは、営業職の役職者の定義を、「部下とロールプレイングをし、部下の計画の検証とその結果の検証ができるひと(部下のPDCAが回せるひと)」としている。営業マネージャーの定義を、「部下とロールプレイングをし、部下の計画の検証とその結果の検証ができる(部下のPDCAが回せる)役職者を育てることができるようになったひと」としている。
ロールプレイングについては、上司と部下が毎晩、かなりど真剣に五分間行う。「ロールプレイングが、学びの効果を最大化する」と、キーエンスは言っている。PDCAについては、部下自身に毎日お昼と夕刻の二回、PDCAを回させ、それを上司が検証する。キーエンスが忌み嫌う「人は忘れる」という特性。忘れないためには、「今すぐやる」か、「すぐ計画する」か、どちらかだ。この「人は忘れる」ということに対抗するために、キーエンスは、PDCAを一日二回、社員たちに回させている。
「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」というキーエンスの風土は、たとえばこのように、ロールプレイングとPDCAを回すことで積み上げてきたものなのだ。