現代は個性の時代だ。
そしていまや時代は、個性を信じる時代から、個性を評価する時代に移行している。
社員の個性や能力を信じて、熱意をもって叱咤激励し指導する時代ではないのだ。
いまや時代は、社員の個性や能力を尊重し、あたたかく、冷静に評価し、その評価をもって社員を処遇する、つまり適材適所に配置する時代なのだ。

できないことがある社員を責めるのではなく、ある意味あきらめ、ある意味あきらめないで、評価し処遇することで気づかせていく。
それが現代における個性の活かし方なのである。

個性は、他者の役に立ってはじめて、光輝く個性となる。
社員の個性が光輝く平和な職場をつくっていくには、社員ひとりひとりの個性を信じて、熱く叱咤激励して指導している場合ではない。
社員ひとりひとりの個性を尊重し、あたたかく、冷静に評価し、社員ひとりひとりを適材適所に配置していく一年としたい。