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なにか指示されて、「やりきります」というひとに、本当にやりきるようなひとはいない。
なぜだろうか。
たぶん、「やりきる」の「きる」という言葉が良くないのだと思う。
ひとはじぶんの気持ちを言葉で強く伝えたいとき、ついつい強い否定語や否定文を使いたくなる。
「そんなことをしていると大怪我するぞ」「こういうことしていたら絶対に成功はない」、そして、「やりきります」。
そうなのだ。
「やりきる」というのも、「大怪我する」や「絶対に成功はない」とおなじ否定語や否定文なのだ。
否定語や否定文を使うと、一瞬、それを使った本人は昂揚感を得る。
しかし、その昂揚感は持続しない。
また、否定語や否定文を使って指示されると、否定の負のエネルギーが強すぎ、指示を受けている側はそれに意識を取られて、その指示の内容があたまに入ってこない。
故に、指示する側は、否定語や否定文を使わないように意識して、指示するようにする。
指示を受ける側は、「やりきります」ではなく、「今から取りかかります。明日朝、いちど途中経過報告いたします」「木曜の午前中に終わらせて、報告いたします」と言う。