無線通信規則の改正に伴い旧スプリアス規格の天井クレーンのテレコンを新スプリアス規格へ移行させるテレコン更新工事を提案し、見積りを提出させていただいていたA社様から、「予算が取れたので、打ち合わせがしたい」とのご連絡をいただきました。早速ご訪問し、まず、「先日総務省から、“新スプリアス規格”への移行期限について、コロナ禍の社会経済状況を鑑みて、令和4年11月30日までとされていた移行期限を、当分の間延長するとの公布がありましたが、話をお進めさせていただいてよろしいですか」と確認いたしました。「いずれやらなければならないことだから、予算も取れたので進めてください」とご了承いただき、新スプリアス規格へのテレコン更新工事を受注いたしました。
今回更新する新スプリアス規格対応のテレコンと既存の別の天井クレーンのテレコンが同じ周波数帯であったため、一度お客さま構内の全てのチャネルを簡易調査し、更新するテレコンを現在使われていないチャネルに設定。また、既存の別の天井クレーンのテレコンの受信機が保証サービス期間を過ぎていたので、その受信機も交換させていただくことになりました。
突発的な工期短縮要請にも人員を増やして対応し完工。A社様からは、「テレコンの半導体が入手しにくくなっていると聞いて焦ったけれど、今期予算で更新工事を終えられて良かったよ。工事も2日のところを無理言って1日でやってくれてありがとう」とお褒めの言葉をいただくことが出来ました。