どのような人にも、魔が差し、悪い事をしてしまう可能性があります。それを防止する為には、不正が出来ないシステムを構築する必要があります。京セラでは、営業と経理を分離して金銭の取り扱いをさせたり、金庫の鍵を一人の人間に管理させないようにしました。また、どのような金額であれダブルチェックを徹底させました。会社の利益を守ることは当然のことながら、社員に不正をさせないことで人心を守ることの大切さを学びました。今の吉岡興業をつくり上げるまでに、吉岡社長が並々ならぬご尽力をされたことが実感できました。