マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2021年2月(1/5)

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つまらない自己洗脳をしてしまうと、他者とのあいだに、かなり深くて幅広の溝をつくってしまう。

かなり深くて幅広の溝というのは、絶望的な溝という意味だ。

 

よくあるかなり深くて幅広の溝とは、『仕事が出来ない理由』についての溝だ。

いつまで経っても、普通のひとなら出来ることが出来ないひとは、この『仕事が出来ない理由』を間違えてとらえ、つまらない自己洗脳をしてしまっている場合が多い。

その自己洗脳の代表的なものが、『そもそも自分は仕事が出来ない』や『忙しいから出来ない』だ。

 

しかしながら、彼の真の『仕事が出来ない理由』は、『そもそも仕事が出来ない』でも、『忙しいから出来ない』でもない。

彼の出来ない理由は、『なんでも後回しにする』、もしくは、『後になっても結局なにもしない』だ。

 

このようなひと、つまり『なんでも後回しにする』、『後になっても結局なにもしない』ようなひとにならないために、どうすれば良いのか。

それには、圧倒的な当事者意識と、生きる意欲や熱量を強く持つことが必要だ。

『じぶんひとりくらい、今すぐやらなくてもいいだろう』ではなく『今じぶんがやらねばだれがやる』という圧倒的な当事者意識、『じぶんなんかどうせ駄目だから』ではなく『じぶんの人生、じぶん次第』という生きる意欲や熱量、このふたつを持つことが必要だ。